明日やろうはバカ太朗

若手ビジネスパーソンとともにビジネスモデル・スキルについて学びつつも、ときどき趣味についても話したくなるブログ。

コンテンツマーケティングは目的ではなく手段

最近、コンテンツマーケティングという言葉がかなりホットで、概論を語る記事も多くなっているように思います。

 
ユーザーが欲している、良質なコンテンツを届け、潜在顧客をロイヤルカスタマーに育てるマーケティング手法
 
という定義で、大きな間違いはないでしょう。
 
そろそろ、コンテンツマーケティングが何か?という議論はされ尽くされ、
 
で、どうすればいいの?
 
という市場の声が増えてきてきそうです。
 
どんな風に企画をすればいいのか?
どんな構成の記事を書けばいいのか?
そもそもどこに目標設定すべきか?
 
実務レベルでの試行錯誤とともに、サービス提供側としては成功事例の蓄積と再現性が求められてきています。
 
 
ただ、あまりにもコンテンツマーケティングという手法に拘るがゆえに、それぞれのサービスが本来持っている価値を見失ってしまいそうになります。
 
 
それぞれのウェブサービスの価値。
言い換えれば、それぞれのミッションを常に意識していなければいけないと思うのです。
 
 
例えば、スーモやホームズは優れたコンテンツマーケティングを提供するサービスではなく、より良い物件選びをサポートするサービスです。
 
ビズリーチは、より良い転職の機会を提供しています。
 
ウェブで展開している以上、トレンドやテクノロジーの変化で、ウェブサービスの表面的な姿やメッセージは変わると思いますが、人々が変わらず抱えている課題をいかに解決するかということを追い求めなければいけません。
 
 
シェアリングエコノミーも一つの例ですが、今まで解決できなかった課題が、ウェブで解決できる。
 
それがウェブの可能性であり、ウェブの面白さだと思っています。
 
更に言えば、本質的にはサービスは人のコミュニケーションであり、ウェブは手段でもあります。
 
 
本質を見失わずに、日々コンテンツマーケティングを考えていきたいです。